排卵日と妊娠
妊娠したいと望んでいる女性にとって、排卵日を把握することは、大変重要なことです。
排卵日を境に3~4日前後は、一番妊娠の確立が高くなります。
排卵日に卵巣から出された卵子の寿命は約24時間ですが、精子の寿命は3日ほどありますので、妊娠したいと思ったら、この間に受精できれば大丈夫ということになります。
妊娠したいと考えたら、まず基礎体温を測り、自分の体のリズムを知ることから始めます。
排卵日が近くなったときの、おりものの変化や軽い頭通や腹痛など、体調の変化を把握することも大切です。
そして、早く妊娠したいとあせらないことです。
排卵日を正確に知ることは、病院でも難しいそうですし、かぜをひいたなど、体調の悪いときにも排卵日がずれることがあります。
女性の体はデリケートですので、精神的なストレスがあっても、排卵日に影響します。
早く妊娠したいということが、プレッシャーになってもいけませんので、「赤ちゃんは授かりもの」という、おおらかな考えで過ごしましょう。
妊娠したいと決めたら、夫婦でよく話し合い計画をたてましょう。
男性も女性にあまり無理なことを望まないようにしましょう。
排卵日を把握できれば、あとはタイミングの問題だけです。
妊娠したいと思ったら、その後の育児のことまで、しっかり考えておきましょう。
排卵日の予測や計算
排卵日を予測するのに、一般的な方法は、「オギノ式」や「基礎体温法」があります。
「オギノ式」では、生理の周期から、黄体期の14日を差し引いた日が、おおよその排卵日という予測がたちます。
「基礎体温法」は、まず薬局で婦人体温計を買います。
この婦人体温計は普通の体温計と違い、舌下に入れて体温を計ります。
朝目が覚めたら、布団から出る前にすぐ計った方が、正確な基礎体温がわかります。
生理が始まった日から、次の生理が始まる前までが、1クールとなります。
排卵日を予測するために基礎体温をつけていると、自分の体のリズムもわかってきます。
低温期と高温期に分かれ、低温期から高温期に入ったときぐらいが、排卵日の可能性が高いという予測がたつのです。
可能性が高いというだけで、この日が確実に排卵日というのを予測するのは、難しいようです。
排卵日を予測する手助けとして、サイト上でも基礎体温を毎日入力するだけで、記録できるものや、オギノ式の簡易計算機などもあります。
妊娠を望むにしろ望まないにしろ、排卵日を予測できれば、安心して計画が立てられます。